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グループ会社長大の技術顧問である清水則一が、国際岩の力学会（設立1962年、加盟国60カ国、正式名称　International Society for Rock Mechanics and Rock Engineering（ISRM））より、 Fellowの称号を授与されました。

国際岩の力学会では、2年に一度、全世界に約9,000名が在籍する会員の中から、岩の力学と工学分野において顕著な業績を果たした会員に対して、Fellowの称号に相応しい会員が選出されます。2023年は清水の他、ブラジルと南アフリカから合計3名が選ばれました。

清水は、第15回国際ISRM会議（開催国：オーストリア　ザルツブルグ、期間： 2023年10月9日～2023年10月14日）の中で行われた授与式（2023年10月10日）に参加し、ISRM総裁のR. Ulusay教授から証書とメダルを授与されました。

清水は、2015年～2019年にISRMの副総裁を務め、学会の発展に寄与したこと、特にアジアや東南欧州地域の岩の力学・工学分野の活動を強く支援したことが評価されFellowの受賞に至りました。
また、近年では、宇宙技術を活用した岩盤や構造物の安全監視等の研究が推進されており、衛星測位システム（GNSS）を用いたモニタリング技術として、専門である岩盤変位モニタリングの他、弊社の基幹事業である新しい橋梁維持管理システムの構築に向けたモニタリング技法の開発にも携わっています。

（A）Prof.Ulusay ISRM総裁（右）からメダルと証書の授与
（B）ISRM総裁からの紹介を受け登壇
（C）他のFellow授与者を祝福

ISRM Fellow 2023