当社グループの長大は、台灣長大顧問有限公司(台湾台北市、長大100%子会社、以下「長大台湾」)を通じて、台湾におけるパートナー企業e-Formula Technologies Inc.(Peter Chang・会長、以下「e-Formula社」)と共に、太陽光発電桃園案件(桃園208kW)へのコンサル及び出資(長大50%、e-Formula社50%)を行い、この度運転が無事開始される運びとなりました。2023年8月4日に台北市内において運転開始を記念し、竣工式を執り行いました。
桃園案件は、桃園市内 桃園寶逢(トウエン バオフォン)社 工場屋根に設置されました(写真1)。発電規模は小規模であるものの、長大初となる台湾での太陽光発電事業となります。コロナ禍、半導体不足、海上輸送コスト上昇、ウクライナ問題、急激な為替変動と市場環境全体が激変し台湾太陽光事業全体の遅れが生じている中、運転開始まで達成した桃園案件は、インフラサービスプロバイダを推進している長大にとって重要な再生可能エネルギー案件に位置付けられます。
竣工式では、e-Formula社と長大の代表者によるテープカットが行われました(写真2)。
また、同式典内で次案件となる台南市水利局向け太陽光発電案件(10MW)の覚書締結式をe-Formula社と締結しました(写真3)。今後長大は、同地域における太陽光発電事業の開発を積極的に進めていく計画です。
竣工式には総勢60名を超える日本企業、台湾企業、行政の関係者や専門家に参列いただくと共に、式典会場には新竹縣縣長や台北市政府産業發展局局長など、行政関係者の方々からも多数の祝花を頂きました。
コロナ禍中において、台湾渡航もままならない中で設立した長大台湾が皆様のお力添えをいただきながら、このように案件開発に漕ぎ着けることができ、関係者の皆様に心よりお礼申し上げるとともに、引き続き長大台湾が台湾市場にさらに貢献できますよう、誠心誠意努力してまいります。
最後に、竣工式及び調印式が下記台湾メディアに取り上げていただきましたこと、報告申し上げます。
(1)經濟日報
https://money.udn.com/money/story/5635/7347908
(2)工商時報
https://ctee.com.tw/industrynews/technology/915251.html
(3)風傳媒
https://www.storm.mg/localarticle/4848612
写真1 太陽光発電桃園案件の状況
写真2 竣工式の状況
写真3 MOU締結式の様子
(左:長大 永冶代表取締役会長、右:e-Formula社Peter Chang会長)
写真4 式典会場様子