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お知らせ
2021年03月03日

株式会社エフェクトの完全子会社化によるインフラ技術革新の推進強化について

 当社は、2021年3月3日、株式会社エフェクト(代表取締役社長:光安 淳、本社:福岡県福岡市、以下「エフェクト社」といいます。)の全株式を株式譲渡により取得し、同社を完全子会社化いたしました。

 国内では超高齢化社会に対応した新たな国土づくり、安心して暮らせるまちづくりに加えて、これらを支えるインフラの老朽化や国土強靭化への対応が求められること、社会保障費の増加により公共事業の財源が圧迫されることから、IT 技術を活用したインフラサービスの高度化や効率化が必要不可欠であり、情報プラットフォーム等を含めたハード/ソフトのインフラサービスにおける民間企業の役割がこれまで以上に拡大していきます。

 今後は、これまでにない大きな変化にも柔軟に対応しながら、地域や社会の安心・安全の実現と当社グループの企業価値の向上を図ることが求められており、IT領域での新規事業や M&A・戦略的な投資などを通じて、それぞれの事業軸を拡大していく必要があります。

 エフェクト社は、組み込みソフトウェアや今後市場拡大が見込まれるAI/IoT活用システムの自社開発を行うなど、事業意欲旺盛かつ今後の成長が期待される福岡県の有力なIT企業です。エフェクト社は、高い技術力を有する豊富な人的資源を有しており、その特徴は先端的なITを有するのみならず、技術の適用領域が道路交通の安心・安全や農業の生産性向上など地域課題解決に資するものです。このようなエフェクト社の事業の方向性は、当社が目指す安心・安全で快適に暮らせるまちづくりの理念に相通じるものがあり、技術面のみならず企業理念も含む強固な連携が図れるものと考えています。

 今回の株式取得により、エフェクト社が有する先端ITと当社グループの経営資源やノウハウの共有により、各種研究開発を加速することが可能になり、新たな事業領域の創出や既存事業の拡大、中長期的な企業価値の向上に寄与するものと考えています。

 引き続き、当社グループが掲げる長期経営ビジョン2030の実現に向けて、積極的かつ戦略的な事業展開を目指して参ります。




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エフェクト社光安代表取締役社長(左)と当社永冶代表取締役社長(右)